土岐市織部の日協賛事業 美濃焼伝統工芸品 織部作品展
会期 | 2024年2月28日(水)〜2024年4月14日(日)※最終日は午後4時迄 |
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場所 | 土岐市美濃焼伝統産業会館 第1展示室 |
入場料 | 無料 |
休館日 | 月曜日、祝日の翌日 (祝日が月曜日の場合は火曜日及び水曜日) (土曜日が祝日の場合は月曜日及び火曜日) |
土岐市は美濃焼の生産地として長い歴史と伝統をもち、現在も国内有数の陶磁器産地としての地位を確立しています。その長い歴史の中でも特に注目を浴びたのが桃山時代です。
桃山時代の美濃焼は茶の湯の流行に伴い、黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部といった美濃桃山陶を創り出し、畿内を中心に全国に流通し一世を風靡しました。京都のせともの屋があったとされる三条界隈からおびただしい量の美濃桃山陶が出土したことからもその人気振りが伺えます。その織部がはじめて文献に登場する茶会記「宗湛日記」において、慶長4年(1599)2月28日に古田織部が主催した、博多の商人・神谷宗湛が、「セト茶碗 ヒツミ候 ヘウケモノ也」と書き記しています。
この「セト茶碗」を織部茶碗と想定し、土岐市は2月28日を「織部の日」に制定し、様々な記念事業を行っています。今回、当館では織部の日協賛事業として、「美濃焼伝統工芸品・織部作品展」と題して現代に受け継ぐ作家の企画展を開催します。織部は色彩・造形・文様のどれをとっても実にバラエティに富み、現代に通ずるデザインの焼き物です。
鈴 木 蔵 (国重要無形文化財保持者・人間国宝)
永 江 港 史 (土岐市無形文化財保持者) 中 島 正 雄 (土岐市無形文化財保持者) 安 藤 光 一 (美濃焼伝統工芸士) 羽 柴 良 一 (美濃焼伝統工芸士) 河 合 竹 彦 (美濃焼伝統工芸士) 加 藤 西 陵 (美濃焼伝統工芸士) 加 藤 勝 之 (美濃焼伝統工芸士) 佐々木 二 郎 (美濃焼伝統工芸士)
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