美濃焼伝統工芸士 〜茶の湯 水指展〜
~ 伝統工芸士とは ~
伝統的工芸品は、主要工程が手づくりであり、高度の伝統的技法によるものであるため、その習得には長い年月が必要となります。また、生活様式の変化に伴い、伝統的工芸品の需要が低迷していることなどにより後継者の確保育成が難しく、業界全体の大きな課題となっています。この課題に対処するため、(一財)伝産協会では「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」第24条第8号の規定により本事業を実施し、試験に合格した方に「伝統工芸士」の称号を贈り、その社会的地位を高めることにより、伝統的工芸品産業の振興を図っています。
伝統工芸士は、高度な技術を保持する自負と責任を持って産地のリーダーとして産地組合活動への協力、産地振興のための活動を行うこと、また、産地伝統工芸士会に参加または同会を結成し、日本伝統工芸士会に加入して、全国の伝統工芸士相互の交流や活動を通じて産地振興に努めることが「伝統工芸士認定事業実施要領」及び「伝統工芸士認定事業実施細則」に定められています。また、産地の後継者に自身の技術・技法を指導することも伝統工芸士に求められる大きな役割です。
土岐市制70周年記念事業 土岐の無形文化財 十五人の陶工
会期:令和7年2月1日(土)から5月11日(日)まで
時間:午前9時から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
場所:土岐市美濃焼伝統産業会館
入館:無料
美濃焼1400年の中で育まれてきた様々な伝統技法を受け継ぎ、発展させて独自の作風にまで昇華させた優れた陶工たちは、国・県・市の無形文化財に指定され、その技術と功績を顕彰されてきました。
本展では、土岐市制70周年を記念して、土岐市が誇る15人の無形文化財保持者の作品を展示し、これからも受け継がれていくであろう陶芸の伝統と技術を紹介します。
添付ファイルはこちらからご確認ください。
https://plus.sugumail.com/usr/toki/doc/790960
第38回美濃焼伝統工芸品まつり 終了しました
卒寿記念 美濃焼伝統工芸士 真山窯 親子作陶展
会期 令和7年4月1日(火)~5月11日(日)
場所 美濃焼伝統産業会館・特別展示室
卒寿を迎えた今も現役で作陶活動をしている美濃焼伝統工芸士であった伊藤真司の作品と現役伝統工芸士である伊藤浩一郎との親子共演にて展示会を開催する
企画展 伝統工芸陶磁名品展 (第2部)
伝統技法を伝承された方々(物故者)の作品や伝統工芸の技術技法で製作された人間国宝・重文等の作家の作品を一堂に展示する。
主な出展作家
荒川豊蔵・加藤卓男・塚本快示・清水卯一・島岡達三・鈴木 蔵
中島正雄・青山禮三・加藤芳州 他
岐阜県の伝統工芸品展
会期 令和6年8月16日(金)~8月29日(木)
会場 伝統工芸 青山スクエア (東京都港区青山)
問合せ TEL 03-5785-1301
出展は、「飛騨春慶」「一位一刀彫」「美濃焼」「美濃和紙」「岐阜提灯」「岐阜和傘」の6種類の工芸品。
土日庵閉店のお知らせ
お客様 各位
平素より土日庵をご愛顧いただき誠にありがとうございました。
この度、当店は令和4年10月末日をもって閉店する事になりました。
お客様には大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。
これまで当店をご愛顧いただき誠にありがとうございました。
土日庵店主 山口博人
テーブルウェアフェスティバル〜暮らしを彩る器展〜
テーブルウェアフェスティバル 〜暮らしを彩る器展〜
開催日時 2023年12月5日(火)〜12月11日(月) 10:00~18:00
開催場所 東京ドームシティ プリズムホール
美濃焼伝統工芸品 鳥獣戯画人物展
土岐市陶芸作家 茶の湯 盌展
土岐市内で作陶活動され、技術を伝承された無形文化財保持者の方や伝統工芸品の技術技法で製作された作家の茶盌を一堂に展示する。
11月は伝統工芸品月間。
KOUGEI EXPO IN OKAYAMA
会期 2023.11.3(金祝)〜5(日)までの3日間
会場 コンベックス岡山 中展示場
時間 10:00〜17:00 (最終日は15:00迄 )
https://kougei-expo.com/okayama/
4月・5月の休館日のお知らせ
- 4月の休館日 7日・14日・21日・28日・30日
- 5月の休館日 7日・8日・12日・19日・26日
5月3日~5月5日 第36回春の美濃焼伝統工芸品まつり
新春特別企画 美濃焼伝統工芸 百花繚乱 花の陶磁展
現代に受け継がれる美濃焼伝統工芸の技術技法を用い「百花繚乱」と題して、新春らしく美しい花々を表現した彩りのある作品展を開催します。
土岐市織部の日協賛事業 美濃焼伝統工芸品 織部作品展
土岐市は美濃焼の生産地として長い歴史と伝統をもち、現在も国内有数の陶磁器産地としての地位を確立しています。その長い歴史の中でも特に注目を浴びたのが桃山時代です。
桃山時代の美濃焼は茶の湯の流行に伴い、黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部といった美濃桃山陶を創り出し、畿内を中心に全国に流通し一世を風靡しました。京都のせともの屋があったとされる三条界隈からおびただしい量の美濃桃山陶が出土したことからもその人気振りが伺えます。その織部がはじめて文献に登場する茶会記「宗湛日記」において、慶長4年(1599)2月28日に古田織部が主催した、博多の商人・神谷宗湛が、「セト茶碗 ヒツミ候 ヘウケモノ也」と書き記しています。
この「セト茶碗」を織部茶碗と想定し、土岐市は2月28日を「織部の日」に制定し、様々な記念事業を行っています。今回、当館では織部の日協賛事業として、「美濃焼伝統工芸品・織部作品展」と題して現代に受け継ぐ作家の企画展を開催します。織部は色彩・造形・文様のどれをとっても実にバラエティに富み、現代に通ずるデザインの焼き物です。
伝産法施行50周年記念 美濃焼伝統工芸品展
伝統的工芸品産業に関する法律(伝産法)が施行されて本年度5月には50年を迎えます。
美濃焼は、昭和53年に国の伝統工芸品の指定を受け、美濃桃山陶として約400年以上前から
受け継がれている陶磁器は、今なお進化し続けています。
◆「伝産法」とは、正式には「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」という名称で、
昭和49年5月25日に公布されました。(平成4年、平成13年に一部改正)
◆「伝産法」制定の背景
昭和40年代に入って、伝統的工芸品産業を建て直そうという気運が高まってきました。
公害問題、都市の過密化など高度成長に伴うひずみが表面化する中で、大量消費、使い捨ての機械文明に埋没した生活に対する反省の結果として、伝統的なものへの回帰、手仕事への興味、本物指向がみられるようになってきました。
一方で、後継者の確保難、原材料の入手難などの問題を抱える伝統的工芸品産業が、産業としての存立基盤を喪失しかねない危機に直面していたからです。
さらに、地場産業の中核を担う伝統的工芸品産業の不振が地域経済に与える影響を、みすごせなくなったこともあります。
このような背景の下に、「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」(伝産法)が昭和49年5月に制定され、国による振興策がスタートしました。これに呼応して、地方公共団体においても、地元の伝統的工芸品産業の振興への関心が高まるようになりました。都道府県によっては、独自の基準によって伝統的工芸品の指定などを行って、振興を図っているところもあります。
第33回土岐市陶芸協会展と器展
土岐市内の陶芸に係わる方々の協調と連帯を図り、陶芸活動を通じて地域の芸術文化の振興と産業の発展に寄与することを目的に開催。
土岐市陶芸協会に加盟する23名の内、19名の個性あふれる代表作品の展示紹介と2名の方(賛助出展)の展示紹介。
又、日常使用できる器(小物)60点を展示販売。
美濃焼伝統工芸・白と黒の器展(BLACK&WHITE)
小栗正男 陶展
小栗正男陶展 好評に付延長します。
会期 2022/9/10(土)〜2022/10/20(木)
場所 美濃焼伝統産業会館 (土岐市泉町)
美濃焼の伝統工芸士である小栗正男(おぐりまさお)さんの作陶展。
来年の干支である兎をモチーフにしたうつわや置物を中心に、
鼠志野・織部などバラエティに富んだ作品が並びます。
ポスト織部の時代(歴史館館外展示)
◆安土桃山時代から江戸時代初頭、元屋敷窯を中心とする美濃窯では、畿内での茶の湯の流行を受け、黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部といった美濃桃山茶陶が生産されいました。その後、慶長年間(1596-1615)の末年から元和年間(1615-1624)に入ると、織部には形状や大きさ、施釉法等に変化が現れ始めます。そして元和年間の末年から寛永年間(1624-1644)には、「御深井」や「白釉」と呼ばれる織部とは異なる新しいスタイルの焼物が生産されます。
今回の展示では、織部以降に生産された焼物の時代を「ポスト織部の時代」と称し、その時代に生産された焼物の特徴と時代背景を紹介します。
【会期会場】 令和6年10月5日(土)~令和7年1月26日(日)迄 会館内第1展示室
http://www.toki-bunka.or.jp/events/event/event-11990-c
※国際陶磁器フェスティバル美濃’24協賛事業 歴史館館外展示
陶芸教室のお知らせ
岐阜県が受けていた「まん延防止等重点措置解除」に伴い、美濃焼伝統産業会館の作陶教室を再開します。
但し、当面の間、個人客様のみ受け付けをさせていただきますので、ご了承ください。
新型コロナウイルス感染症防止対策を施し、岐阜県の行動指針のガイドラインに沿って行っています。
◆実施体制
施設利用者が発症した場合の迅速な利用者追跡を行うため、作陶教室のみの利用でも、来館者と同じく「来館者名簿」の記載をお願いし、その後は適切に管理する。
◆密状態の回避
【密集対策】
○利用者同士の間隔確保
・作陶の利用に際し、他の利用者との距離を確保するよう案内等により周知する
(できるだけ2m、最低1m)。
・利用者が集中し、来館者同士の適切な距離が保てない場合は、指導員の判断で教室などの入場人数を一時制限するものとする。
当面は個人客を対象とし、団体は受け入れないものとする。
例えば、1時間当たり2名程度とする。
○勤務体系
・指導員の健康チェック、業務運営におけるルールを作成し、指導員の感染予防を実施する。
【密閉対策】
○頻繁な換気
・陶芸教室内の換気を実施する。頻度は可能な限り頻繁に実施するものとし、気候等の状況を見ながら問題がない個所については、
窓や扉などを常時開放するものとする。
【密接対策】
○マスクの着用
・指導員及び利用者のマスク着用を徹底する。
・看板等で利用者のマスク着用の励行を促す。
◆衛生対策
○手指消毒
・陶芸教室内に手指消毒設備を設置する。看板を設置するなどし、利用者へ手指消毒を促す。
○施設・物品の清掃・消毒
・指導員は、特に不特定多数が頻繁に使用する場所や触れる部分を重点的に消毒するよう徹底する。
○従業員の健康チェック
・指導員の日々の健康管理を徹底する。
・健康チェックは指導員本人だけでなく同居家族等も含めて行い、発熱等がある場合には必ず休養する。