土岐市織部の日協賛事業 美濃焼伝統工芸品 織部作品展 

土岐市は美濃焼の生産地として長い歴史と伝統をもち、現在も国内有数の陶磁器産地としての地位を確立しています。その長い歴史の中でも特に注目を浴びたのが桃山時代です。

桃山時代の美濃焼は茶の湯の流行に伴い、黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部といった美濃桃山陶を創り出し、畿内を中心に全国に流通し一世を風靡しました。京都のせともの屋があったとされる三条界隈からおびただしい量の美濃桃山陶が出土したことからもその人気振りが伺えます。その織部がはじめて文献に登場する茶会記「宗湛日記」において、慶長4年(1599)2月28日に古田織部が主催した、博多の商人・神谷宗湛が、「セト茶碗 ヒツミ候 ヘウケモノ也」と書き記しています。

この「セト茶碗」を織部茶碗と想定し、土岐市は2月28日を「織部の日」に制定し、様々な記念事業を行っています。今回、当館では織部の日協賛事業として、「美濃焼伝統工芸品・織部作品展」と題して現代に受け継ぐ作家の企画展を開催します。織部は色彩・造形・文様のどれをとっても実にバラエティに富み、現代に通ずるデザインの焼き物です。

 

 

美濃焼伝統工芸・白と黒の器展(BLACK&WHITE)

第34回土岐市陶芸協会展と器展

土岐市内の陶芸に係わる方々の協調と連帯を図り、陶芸活動を通じて地域の芸術文化の振興と産業の発展に寄与することを目的に開催。

 

土岐市陶芸協会に加盟する20名の内、18名の個性あふれる代表作品の展示紹介と4名の方(賛助出展)の展示紹介。

 

又、日常使用できる器(小物)60点を展示販売。

 

ポスト織部の時代(歴史館館外展示)

◆安土桃山時代から江戸時代初頭、元屋敷窯を中心とする美濃窯では、畿内での茶の湯の流行を受け、黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部といった美濃桃山茶陶が生産されいました。その後、慶長年間(1596-1615)の末年から元和年間(1615-1624)に入ると、織部には形状や大きさ、施釉法等に変化が現れ始めます。そして元和年間の末年から寛永年間(1624-1644)には、「御深井」や「白釉」と呼ばれる織部とは異なる新しいスタイルの焼物が生産されます。

今回の展示では、織部以降に生産された焼物の時代を「ポスト織部の時代」と称し、その時代に生産された焼物の特徴と時代背景を紹介します。

 

【会期会場】      令和6年10月5日(土)~令和7年1月26日(日)迄 会館内第1展示室

 

http://www.toki-bunka.or.jp/events/event/event-11990-c

 

※国際陶磁器フェスティバル美濃’24協賛事業  歴史館館外展示

小栗正男 陶展 

小栗正男陶展   好評に付延長します

 

会期 2022/9/10(土)〜2022/10/20(木)

 

場所 美濃焼伝統産業会館 (土岐市泉町)

 

美濃焼の伝統工芸士である小栗正男(おぐりまさお)さんの作陶展。

来年の干支であるをモチーフにしたうつわや置物を中心に、

鼠志野・織部などバラエティに富んだ作品が並びます。

 

 

第41回伝統的工芸品月間国民会議全国大会

令和6年度伝統的工芸品月間国民会議全国大会開催概要
主催
経済産業省、伝統的工芸品月間推進会議、一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会、日本伝統工芸士会、石川県伝統的工芸品月間推進協議会

開催日
2024年11月7日(木) 記念式典等 ※関係者のみ
2024年11月8日(金)ー10日(日) 一般公開イベント:製作実演・体験・展示販売等

会場
石川県政記念しいのき迎賓館、金沢21世紀美術館、石川県立歴史博物館、金沢中央観光案内所ほか

事業内容
記念式典(伝統的工芸品産業功労者表彰等)
石川の伝統的工芸品の展示販売及び製作実演・体験
TEWAZA LIVE(全国の伝統的工芸品の製作実演・体験)
CRAFT MARKET(全国の伝統的工芸品の展示・販売)
日本伝統工芸士会作品展(伝統工芸士の高度な技術・技法を駆使した作品の展示販売)

KOUGEI EXPO IN ISHIKAWA (kougei-expo.com)

陶芸教室のお知らせ

岐阜県が受けていた「まん延防止等重点措置解除」に伴い、美濃焼伝統産業会館の作陶教室を再開します。

但し、当面の間、個人客様のみ受け付けをさせていただきますので、ご了承ください。

新型コロナウイルス感染症防止対策を施し、岐阜県の行動指針のガイドラインに沿って行っています。

 

 

◆実施体制

施設利用者が発症した場合の迅速な利用者追跡を行うため、作陶教室のみの利用でも、来館者と同じく「来館者名簿」の記載をお願いし、その後は適切に管理する。

 

◆密状態の回避

密集対策

利用者同士の間隔確保

・作陶の利用に際し、他の利用者との距離を確保するよう案内等により周知する

(できるだけ2m、最低1m)。

・利用者が集中し、来館者同士の適切な距離が保てない場合は、指導員の判断で教室などの入場人数を一時制限するものとする。

当面は個人客を対象とし、団体は受け入れないものとする。

例えば、1時間当たり2名程度とする。

 

勤務体系

・指導員の健康チェック、業務運営におけるルールを作成し、指導員の感染予防を実施する。

 

密閉対策

頻繁な換気

・陶芸教室内の換気を実施する。頻度は可能な限り頻繁に実施するものとし、気候等の状況を見ながら問題がない個所については、

窓や扉などを常時開放するものとする。

 

密接対策

マスクの着用

・指導員及び利用者のマスク着用を徹底する。

・看板等で利用者のマスク着用の励行を促す。

 

◆衛生対策

手指消毒

・陶芸教室内に手指消毒設備を設置する。看板を設置するなどし、利用者へ手指消毒を促す。

 

施設・物品の清掃・消毒

・指導員は、特に不特定多数が頻繁に使用する場所や触れる部分を重点的に消毒するよう徹底する。

従業員の健康チェック

・指導員の日々の健康管理を徹底する。

・健康チェックは指導員本人だけでなく同居家族等も含めて行い、発熱等がある場合には必ず休養する。

講演会のお知らせ 「織部から遠州へ―茶の湯の美意識―」

講演会のお知らせ

「織部から遠州へ―茶の湯の美意識―」を開催します。

日時:11月24日(日)13:30~15:00
場所:土岐市美濃焼伝統産業会館 2階研修室
講師:三井記念美術館学芸部長 清水実氏
定員:約40名(申込不要・入場無料)

土岐市美濃焼伝統産業会館で開催中の企画展「ポスト織部の時代」に関連した講演会です。
三井記念美術館の学芸部長である清水実氏の貴重な講演を聴くことができます。
ぜひお越しください。

やきものワールド 

やきものワールド    

日 時 2025年2月28日(金)〜3月4日(火)

会 場 ポートメッセなごや

時 間 10:00-17:00 (最終日のみ16:00終了)

 

■ろくろ体験  2/28~3/2 3日間のみ

美濃焼伝統工芸士がろくろの製作体験指導をして自分だけのオリジナルな茶碗サイズ食器を製作する。

  • 【料金】2,500円
  • 【定員】2名
  • 【所要時間】30分
  • 【対象年齢】小学生以下は保護者同伴

 

 

詳細はこちらからやきものワールド公式サイト (yakimonoworld.jp)

 

2025美濃焼伝統工芸品・新作品展

第34回春の美濃焼伝統工芸品まつり (終了しました)

会 期  :  令和5年5月3日(水/祝)〜5月5日(金/祝)

場 所  : 美濃焼伝統産業会館

時 間  :  午前9時~午後4時半 ※最終日は午後4時迄

 

詳細はこちらからどうぞ ↓

 

第34回 春の美濃焼伝統工芸品まつり

 

 

 

 

 

 

 

土岐市制70周年記念事業 土岐の無形文化財 十五人の陶工

会期:令和7年2月1日(土)から5月11日(日)まで
時間:午前9時から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
場所:土岐市美濃焼伝統産業会館
入館:無料

美濃焼1400年の中で育まれてきた様々な伝統技法を受け継ぎ、発展させて独自の作風にまで昇華させた優れた陶工たちは、国・県・市の無形文化財に指定され、その技術と功績を顕彰されてきました。
本展では、土岐市制70周年を記念して、土岐市が誇る15人の無形文化財保持者の作品を展示し、これからも受け継がれていくであろう陶芸の伝統と技術を紹介します。
添付ファイルはこちらからご確認ください。
https://plus.sugumail.com/usr/toki/doc/790960

美濃焼伝統工芸士 〜茶の湯 水指展〜

~ 伝統工芸士とは ~

伝統的工芸品は、主要工程が手づくりであり、高度の伝統的技法によるものであるため、その習得には長い年月が必要となります。また、生活様式の変化に伴い、伝統的工芸品の需要が低迷していることなどにより後継者の確保育成が難しく、業界全体の大きな課題となっています。この課題に対処するため、(一財)伝産協会では「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」第24条第8号の規定により本事業を実施し、試験に合格した方に「伝統工芸士」の称号を贈り、その社会的地位を高めることにより、伝統的工芸品産業の振興を図っています。

伝統工芸士は、高度な技術を保持する自負と責任を持って産地のリーダーとして産地組合活動への協力、産地振興のための活動を行うこと、また、産地伝統工芸士会に参加または同会を結成し、日本伝統工芸士会に加入して、全国の伝統工芸士相互の交流や活動を通じて産地振興に努めることが「伝統工芸士認定事業実施要領」及び「伝統工芸士認定事業実施細則」に定められています。また、産地の後継者に自身の技術・技法を指導することも伝統工芸士に求められる大きな役割です。

卒寿記念 美濃焼伝統工芸士 真山窯 親子作陶展

会期 令和7年4月1日(火)~5月11日(日)

場所 美濃焼伝統産業会館・特別展示室

卒寿を迎えた今も現役で作陶活動をしている美濃焼伝統工芸士であった伊藤真司の作品と現役伝統工芸士である伊藤浩一郎との親子共演にて展示会を開催する

 

https://www.sinzangama.com

第38回美濃焼伝統工芸品まつり 終了しました

企画展 伝統工芸陶磁名品展 (第2部)

伝統技法を伝承された方々(物故者)の作品や伝統工芸の技術技法で製作された人間国宝・重文等の作家の作品を一堂に展示する。

 

主な出展作家

荒川豊蔵・加藤卓男・塚本快示・清水卯一・島岡達三・鈴木 蔵

中島正雄・青山禮三・加藤芳州 他

 

 

岐阜県の伝統工芸品展 

会期 令和6年8月16日(金)~8月29日(木)

会場 伝統工芸 青山スクエア  (東京都港区青山)

問合せ TEL 03-5785-1301

出展は、「飛騨春慶」「一位一刀彫」「美濃焼」「美濃和紙」「岐阜提灯」「岐阜和傘」の6種類の工芸品。

 

岐阜県の伝統工芸品展

 

 

 

 

テーブルウェアフェスティバル〜暮らしを彩る器展〜

テーブルウェアフェスティバル 〜暮らしを彩る器展〜

開催日時  2023年12月5日(火)〜12月11日(月) 10:00~18:00

開催場所  東京ドームシティ プリズムホール

 

https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware

美濃焼伝統工芸品 鳥獣戯画人物展 

土岐市陶芸作家 茶の湯 盌展

土岐市内で作陶活動され、技術を伝承された無形文化財保持者の方や伝統工芸品の技術技法で製作された作家の茶盌を一堂に展示する。

 

 

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