青年部窯蔵展 (終了しました)
土岐市織部の日協賛事業 美濃焼伝統工芸品 織部作品展
土岐市は美濃焼の生産地として長い歴史と伝統をもち、現在も国内有数の陶磁器産地としての地位を確立しています。その長い歴史の中でも特に注目を浴びたのが桃山時代です。
桃山時代の美濃焼は茶の湯の流行に伴い、黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部といった美濃桃山陶を創り出し、畿内を中心に全国に流通し一世を風靡しました。京都のせともの屋があったとされる三条界隈からおびただしい量の美濃桃山陶が出土したことからもその人気振りが伺えます。その織部がはじめて文献に登場する茶会記「宗湛日記」において、慶長4年(1599)2月28日に古田織部が主催した、博多の商人・神谷宗湛が、「セト茶碗 ヒツミ候 ヘウケモノ也」と書き記しています。
この「セト茶碗」を織部茶碗と想定し、土岐市は2月28日を「織部の日」に制定し、様々な記念事業を行っています。今回、当館では織部の日協賛事業として、「美濃焼伝統工芸品・織部作品展」と題して現代に受け継ぐ作家の企画展を開催します。織部は色彩・造形・文様のどれをとっても実にバラエティに富み、現代に通ずるデザインの焼き物です。
鈴 木 蔵 (国重要無形文化財保持者・人間国宝)
永 江 港 史 (土岐市無形文化財保持者) 中 島 正 雄 (土岐市無形文化財保持者) 安 藤 光 一 (美濃焼伝統工芸士) 羽 柴 良 一 (美濃焼伝統工芸士) 河 合 竹 彦 (美濃焼伝統工芸士) 加 藤 西 陵 (美濃焼伝統工芸士) 加 藤 勝 之 (美濃焼伝統工芸士) 佐々木 二 郎 (美濃焼伝統工芸士)
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心おどる伝統的工芸品展 (終了しました)
7/21(水)~26(月)の6日間、東京・新宿の小田急百貨店にて展示・即売会を開催いたします。
会場では、わくわく楽しい“心おどる工芸品展”をコンセプトに、生き物をモチーフとした工芸品を特集します。匠の技を間近で見学できる実演や、ご来場の皆さまにも参加いただける製作体験のメニューも充実。ご自宅で作れる製作体験キットの販売もあるので、お家でじっくり楽しむこともできます。
北は青森の津軽塗から南は鹿児島の本場大島紬まで、全国から約50産地の作り手が参加。
一同、会場でお待ちしています。
~つなぐ伝統 つなぐ日本の暮らし~
心おどる伝統的工芸品展
■ 会 期:2021年7月21日(水)~26日(月)6日間
■ 会 場:小田急百貨店新宿店 本館11階 催物場
■ 時 間:午前10時 → 午後8時 ※最終日は午後5時閉場
<小田急百貨店 WEBサイト>
https://www.odakyu-dept.co.jp/shinjuku/special/craftsman/index.html
小栗正男 陶展
小栗正男陶展 好評に付延長します。
会期 2022/9/10(土)〜2022/10/20(木)
場所 美濃焼伝統産業会館 (土岐市泉町)
美濃焼の伝統工芸士である小栗正男(おぐりまさお)さんの作陶展。
来年の干支である兎をモチーフにしたうつわや置物を中心に、
鼠志野・織部などバラエティに富んだ作品が並びます。
第34回春の美濃焼伝統工芸品まつり (終了しました)
会 期 : 令和5年5月3日(水/祝)〜5月5日(金/祝)
場 所 : 美濃焼伝統産業会館
時 間 : 午前9時~午後4時半 ※最終日は午後4時迄
詳細はこちらからどうぞ ↓
第37回美濃焼伝統工芸品まつり 終了しました
岐阜県の伝統工芸品展
会期 令和6年1月4日(木)~1月17日(金)
会場 新宿マルイ本館 concept shops (東京都新宿区新宿)
問合せ TEL 03-3354-0101
出展は、「飛騨春慶」「一位一刀彫」「美濃焼」「美濃和紙」「岐阜提灯」「岐阜和傘」の6種類の工芸品。
岐阜県の伝統工芸品展|新宿マルイ 本館|丸井百貨 (0101.co.jp)
テーブルウェアフェスティバル〜暮らしを彩る器展〜
テーブルウェアフェスティバル 〜暮らしを彩る器展〜
開催日時 2023年12月5日(火)〜12月11日(月) 10:00~18:00
開催場所 東京ドームシティ プリズムホール
2024美濃焼伝統工芸品新作品展
会 期 令和6年1月6日(土)〜1月21日(日)午前9時~午後4時半
会 場 美濃焼伝統産業会館 第二展示室
催 事 代表作品及び新作品等/干支(辰)と陶雛人形等/その他
《出品者》
東 正之・佐藤公一郎・水野輝幸・小栗正男・水野英通・水野豊滋
赤根真次・小栗 靖・佐々木晨二・水野敬子・青山双渓
伊藤道夫・山下 祥・加藤 誠 以上14名
全国くらしの器フェアin姫路
会 期 2023年3月30日(木)〜4月3日(月)
時 間 am10:00~pm5:00 (最終日はpm4:00迄)
会 場 アクリエひめじ・展示ホール
土岐市陶芸作家 茶の湯 盌展
土岐市内で作陶活動され、技術を伝承された無形文化財保持者の方や伝統工芸品の技術技法で製作された作家の茶盌を一堂に展示する。
11月は伝統工芸品月間。
KOUGEI EXPO IN OKAYAMA
会期 2023.11.3(金祝)〜5(日)までの3日間
会場 コンベックス岡山 中展示場
時間 10:00〜17:00 (最終日は15:00迄 )
https://kougei-expo.com/okayama/
新春特別企画 美濃焼伝統工芸 百花繚乱 花の陶磁展
現代に受け継がれる美濃焼伝統工芸の技術技法を用い「百花繚乱」と題して、新春らしく美しい花々を表現した彩りのある作品展を開催します。
伝産法施行50周年記念 美濃焼伝統工芸品展
伝統的工芸品産業に関する法律(伝産法)が施行されて本年度5月には50年を迎えます。
美濃焼は、昭和53年に国の伝統工芸品の指定を受け、美濃桃山陶として約400年以上前から
受け継がれている陶磁器は、今なお進化し続けています。
◆「伝産法」とは、正式には「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」という名称で、
昭和49年5月25日に公布されました。(平成4年、平成13年に一部改正)
◆「伝産法」制定の背景
昭和40年代に入って、伝統的工芸品産業を建て直そうという気運が高まってきました。
公害問題、都市の過密化など高度成長に伴うひずみが表面化する中で、大量消費、使い捨ての機械文明に埋没した生活に対する反省の結果として、伝統的なものへの回帰、手仕事への興味、本物指向がみられるようになってきました。
一方で、後継者の確保難、原材料の入手難などの問題を抱える伝統的工芸品産業が、産業としての存立基盤を喪失しかねない危機に直面していたからです。
さらに、地場産業の中核を担う伝統的工芸品産業の不振が地域経済に与える影響を、みすごせなくなったこともあります。
このような背景の下に、「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」(伝産法)が昭和49年5月に制定され、国による振興策がスタートしました。これに呼応して、地方公共団体においても、地元の伝統的工芸品産業の振興への関心が高まるようになりました。都道府県によっては、独自の基準によって伝統的工芸品の指定などを行って、振興を図っているところもあります。