美濃焼伝統工芸士〜指定15品目展〜

会期 | 2022年7月13日(水)〜2022年8月31日(水)※最終日は午後4時迄 |
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場所 | 土岐市美濃焼伝統産業会館 第1展示室 |
入場料 | 無料 |
休館日 | 月曜日、祝日の翌日 (祝日が月曜日の場合は火曜日及び水曜日) (土曜日が祝日の場合は月曜日及び火曜日) 年末年始 |
美濃焼伝統工芸品指定15品目とは・・・ | |
美濃焼は、昭和53年7月22日に「伝統的工芸品産業の振興に関する
法律」に基づき、国の伝統的工芸品に指定された。
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志野(しの) | 志野は長石釉が厚く掛けられ、不透明な乳白色を呈し文様の鉄絵の発色が |
不透明であり、長石釉の柔らかい釉肌と所々に見られる赤褐色の火色が | |
味わいをつくりだしている。 | |
技法の違いにより、無地志野・絵志野・鼠志野などの種類があります。 | |
織部(おりべ) | 茶人・古田織部にちなんで織部の名で呼ばれています。大きく歪んだ |
奇抜な造形、緑・赤・白・黒等の色彩、大胆で幾何学的な文様などを | |
特徴とし、従来のやきものの概念を覆す前衛的な陶器です。 | |
黄瀬戸(きぜと) | 灰釉に含まれたわずかな鉄分が酸化焼成により、渋くくすんだ黄褐色を |
発色させ、全体に温かみが感じられるやきものです。 | |
器の形は歪みなく、端正です。 | |
瀬戸黒(せとぐろ) | 鉄の釉薬を施した器を、1200℃前後で焼成中に窯から取り出し、常温 |
まで急速に冷やします。すると、器は深い黒色と艶を帯びます。焼成の | |
途中で窯から取り出す技法から「引出し黒」とも呼ばれています。 | |
どこか柔らか味が感じられます。 | |
灰釉(はいゆう) | 草木の灰を溶媒とした釉薬、又はそれが使われたやきものをいう。 |
染付(そめつけ) | 白地に青の呉須で絵付けを施して、その上に透明釉を掛けたやきもの。 |
天目(てんもく) | 一般には口が開き高台の締った形状の茶碗で、鉄褐色釉を掛けたやきもの。 |
赤絵(あかえ) | 白い素地に赤色を主調とし、多彩な絵の具で上絵したやきもの。 |
青磁(せいじ) | 淡青、青の釉薬をかけて高火度焼成したやきもの。 |
鉄釉(てつゆう) | 植物の灰に酸化鉄を加えた釉薬、またはそれが使われたやきもの。 |
粉引(こびき) | 鉄分の多い褐色の素地のに白い化粧土を施して、透明釉をかけたやきもの。 |
飴釉(あめゆう) | 鉄分を主成分とする釉薬の一種で、参加焼成により飴色に発色したやきもの。 |
御深井(おふけ) | 釉薬に含まれている鉄分により淡緑色に発色し、青磁を感じさせるやきもの。 |
美濃伊賀(みのいが) | 花入や水指等でみられるような伊賀風のやきもの。 |
美濃唐津(みのからつ) | 織部の窯で焼かれた唐津焼風のやきもので、唐津織部ともいう。 |