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窖窯で焼成したカップです
遠く安土桃山のころより多くの古窯を抱擁し、志野・織部・黄瀬戸・瀬戸黒等の画期的な味わい深い器を作り出してきました。 当時、茶の湯の美意識を中とした波がこの山奥に迄浸透し、名もなき陶工達によって数多くの名器を後世に伝へてくれました。 私もそんな土地に生れ育んできた泥まみれになり土をなめ炎の中へ身を委、もの言わぬ器で語らえる陶工として窯の炎の如く燃えつきたい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 美濃焼伝統工芸士